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【直撃】世界に広がる「ディープテック」を学べ

NewsPicks編集部
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  • NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)

    食糧問題、環境問題、インフラ、医療など、社会が抱えているディープな悩みを解決する、大きなインパクトをもつ「ディープテック」が注目を集めています。ウェブサービスなど軽めのビジネスに対して、時には大学や研究機関が培ってきた研究成果等を使うことも特徴とされています。

    今年9月に「ディープテック」の本を発売したリバネス代表の丸さんは、とりわけ東南アジアの各国にまたがる、さまざまな社会問題(ディープイシュー)とセットで、新しいソーシャルインパクトをもたらす技術やスタートアップに投資をしています。

    話題の本のエッセンスを語ってもらったインタビュー、ぜひご一読ください。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「ディープ」なテクノロジーというか、ローカルな需要と環境、伝統を生かした技術の開発、という話かと思います。「ローカル・テック」だと別のイメージになりますから、もっといい言葉が無いかと思います。
     アラスカのイヌイットの人々がサケの卵(イクラ)を食べる習慣が無くて、全部捨てていたのを、日本の商社が輸入するようになった、という話がありますが、ある地域では有り余っているものでも、よその地域に持っていくと売り物になる、ということはまだまだあります。
     現代では、欧米の社会が圧倒的に支配的なモデルになっていて、街並みから産業、政治制度、軍隊まで、欧米と同じものを揃えないと先進的な近代国家とは見てもらえません。しかし、アジアや中東、アフリカの国は、そのためには多くの資材や商品を輸入しなければなりません。
     アラビア半島の砂漠に欧米風の近代都市を莫大なコストをかけてつくることが、本当に合理的なことなのか、再考する余地は大いにあります。原材料にしても、完成後の街並みやインフラにしても、その土地にあったあり方というのがあるのではないか、ということは、設計・建築の研究においてもまだまだ再検討する余地があります。東南アジアで竹を使った建築の試みとか、そういうのはずいぶんありますが、ゴミになっているものを資材にして、欧米とは違う街並みやインフラをつくる、それが社会的にも経済的にも合理的である、という可能性はまだまだあると考えられます。
     東南アジアの大学なんかは、世界大学ランキングで評価されるような工学や物理学、生化学の土俵だと到底欧米の大学には及ばないので、こういうローカルな独自技術の開発に力を入れているところが多いですね。そういうところも、もっと成果を上げて行けば、学術を評価する基準も変わっていくでしょう。


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    東洋大学 教授

    ディープテックという名前はディープラーニングの系統をイメージさせますが、実際は深刻な問題(ディープイシュー)を解決するテクノロジーですから、イシューテックですね。

    プロテイン豊富なジャックフルーツで人口肉を製造し、宗教的戒律をもクリアする例、石油燃料廃棄物でアスファルトの代用ブロックを作成する例、人体のろ過機能を応用した空気清浄機など興味深い例が紹介されています。

    以前、青学の岸田一隆先生の著書で、人口増加と生活水準向上により環境消費が持続可能な水準を超えているものの、江戸時代の生活に戻せば解決するものではない、という指摘がありました。
    テクノロジーを便利さだけではなく、環境負荷を減らす方向で活用していくディープテックは非常に大切です。


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