共同創業、成功の9割は「運」。ただ共通の価値観は持っておくべき|面白法人カヤック 柳澤大輔
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注目のコメント
わかるな。。
私は友達と何回かやってみたけど、うまくワークしなかったなあ
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──共同創業が上手くいく秘訣はあるのでしょうか?
これは9割は「運」だったと思います。
私たちの最初はなんとなく一緒にやろうと、特に役割分担も決めずのスタートだった訳ですが、ずっと「3人が代表」であり続けるというのは極めて難しいなとつくづく分かりました(笑)。「友達と面白いストーリーを紡いできた…」
やりたいこと以上に、ありたい姿について価値観を同じにされてきたカヤックのみなさん。先日大学での講演を伺いましたが、組織運営において特に強調されていたのはお金をめぐる共通の価値観の重要性。分配はどうしても人為的なものになってしまいますし、エンジニアやセールスなどのそれぞれの仕事につける価値は人それぞれです。共同創業者とどのような人、どのような仕事に価値をつけ、昇進させるかは組織の基礎的価値観として明確であるべき。カヤックでは、「生み出す人」に重い価値をつけ、分配の恣意性を軽減するためにサイコロ給も実施しています。組織運営における分配の透明性は、会社の価値観全体を支配するとつくづく感じました。パートナーシップでは当初の起業としては良いのですが、拡大基調に乗っていくとその継続性が難しい。
そんな中、3人の共同経営でここまで長く継続して認知度の高い企業も珍しいのではないかと思います。価値観の共有というと単純ですが、彼らが語る言霊の重みを感じます。まさにビジョナリーカンパニーですね~