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【シリア発】「戦争犯罪」の証拠20万本がYouTubeから消えた理由

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    これはAIの能力の問題だけではなく、おそらく膨大なクレームの殺到も原因です。シリア政府軍が化学兵器を使った証拠、であれば、シリア政府が人海戦術でYouTubeの運営やフェイスブックに膨大なクレームを送りつけます。
     シリア政府の後ろ盾であるロシア政府やイラン政府は、そういう膨大なクレームを機械的に送り続けることができます。ロシア政府であれば、フェイスブック社のAI(その画像認識機能)に細工をすることもできるでしょう。
     フェイスブック社は、「有害な動画」を削除するように世論の強力な圧力にさらされ続けていますが、ロシア政府やイラン政府がこの「世論」の声を装って、フェイスブック社に膨大なクレームを送りつけます。世論に屈するしかないフェイスブック社は、ロシア政府のボットが送りつけてきたクレームを受けて、動画を削除します。
     インターネットとガジェットの発達で、戦争には多数の市民ジャーナリストが登場するようになりました。大手メディアよりも迅速に、現場の状況を即時に世界中に拡散する彼らの発信は、戦争を抑止する力になるかもしれないとも期待されました。
     しかし、すぐに膨大な悪貨が良貨を駆逐するようになりました。ロシア、イラン、中国、サウディアラビアなどの政府は、多くの捏造画像、捏造動画を市民ジャーナリストよりもはるかに膨大にバラ撒く方法を確立しました。検索ワードの結果を誘導し、SNS自体も、彼らのプロパガンダや紛争、暴動を引き起こす煽動に利用しやすいものになってきています。


  • 関西学院大学ジェネラティビティ研究センター客員研究員  米Generativity Lab、Agentic LLCファウンダー

    短い動画の中に凝縮された内容の濃い「問題提起」でした。150万もの人道犯罪の証拠となり得る映像がAI化されたコンテンツデモレーター・システムによって削除され、20万もの映像が削除されてしまった……戦争映像をAIは認知できても、ISISの宣伝と人道犯罪の映像なのかは区別がつかない。

    このシリアの方はAIではないコンテンツ・デモレーターを育成することも訴えていますが、次世代に残る記録としての映像の取捨選択、すなわち「歴史を今後誰がどうやって作っていくのか」という点では課題がたくさんあるのでしょう。

    それを考えるきっかけとなりました。


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    テクノロジーは民主化を促し、民衆はリベラルになる。
    それによって富を得た大企業は、その既得権益を守るため、保守となる。

    世界はリベラルへと向かい、新たな既得権はより保守化し、二極化は加速する。


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