ECBが緩和維持、ドラギ氏「諦めるな」と後任ラガルド氏に
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ドラギの8年間を本当に面白く拝見し、私事としては本も2冊出しました。ドラギ会見はクリエイティブというか変幻自在であり、現在の主要3中銀にあっては最もコミュニケーションに優れた総裁だと思います。それだけに最後、理事会を割って終わったのは残念ですが、そこは調整能力に定評があるラガルド総裁の手腕に期待です。
ドラギ総裁最後の会合が終わりました。前回の会合で、緩和フルパッケージを行い、ある意味後任のラガルド氏に時間的な猶予を与えたかたちになりました。
が、記事にもあるように、内部での意見のギャップが大きくなる中、この低インフレ・巨大金融緩和の環境での舵取りは難しいものとなりそうです。
ドラギ総裁最後ということで、私が思い出すのは、会見中に突然女性が叫びながら乱入したことです。懐かしい。
https://newspicks.com/news/4327674北部ヨーロッパ諸国の反対を押し切って量的緩和をはじめ、あらゆる手段を総動員した感のあるドラギ総裁。今の状況下で最大のリスクは景気後退だ、と述べたと伝えられますが、危機回避のための非常手段であったはずの極端な非伝統的金融緩和が日常的なものになり、通常の景気後退局面でさえ将来のリスクに目を瞑って再緩和に舵を切らざるを得ない状況が生まれていることの方がリスクであるよう気がします。「諦めるな」と言われても、ラガルド氏は大変そう ^^;