日本企業に大チャンス、世界のお金が「深い科学技術」に向かい始めた
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テックというよりはサイエンスに近い分野に関心が向かうのは、
自然な流れと言える。問題は、誰がそこへお金を(安定的に)流す役割を担うのか、ということと、サイエンス(=ここでいうDeep Tech)を担う科学者の意識がどこまで変えられるか、だと思う。このトレンドが日本企業にチャンスなのかどうなのかは、別の議論のような気もする・Deep Techって、仏のスタートアップイベント団体Hello Tomorrowの造語ですよね。
孫 泰蔵率いるMistletoeと共同で一般社団法人日本ディープテック協会を設立し、2018年頃は日本で積極的にミートアップやJapan Summitなどイベントを行なっていましたが、2019年になってピタッと活動が更新されていないので、両者の間で何かあったんでしょうか。
その後は、「ディープテック」というキーワードは、NewspicksとOIST(沖縄科技大)との共同イベント
OIST×NewsPicks OISTフォーラム2019 “DeepTech”が進化させる社会
https://newspicks.com/news/3769568
で使われています。このイベントでも登壇したユーグレナの永田さん、高橋さん、この記事の筆者の尾原さんの共著者の丸さんなど、丸さんを中心としたユーグレナ 〜リバネス界隈の人たちがよく口にする様になります。
リアルテックファンド代表でもある永田さんは、元々「リアルテック」という言葉を使っていましたが、意味が近いこともあり、丸さんもDeep Techを使うようになってしまっては、もう止められないですかね。
ところで、Deep Techベンチャーを「サイエンス型ベンチャー」と呼ぶことに違和感。ITしか使わない「シャロウテック」に飽きた投資家が、もう少し泥臭いこともやりたくなって来たということなんでしょうが。サイエンティストが起業するとDeep Techみたいに言われると、なんだかなと思ってしまいます。「科学技術」は「技術(tech)」とは違うでしょう。
細かいかも知れませんが、その違いで差別化して生きている人がたくさんいる以上、あまりイメージで適当に語って欲しくないなと思ったりもします。ダイヤモンドさんの最新号
「5年で大化け!サイエンス&ベンチャー105発」
によせて、今なぜサイエンスベンチャーが熱いのか
ディープテックに次の産業の波がきているのか
解説しました。
本号で105の紹介があるように
多くのジャンルにチャンスがきてます
この波をたのしみましょう