道徳心を採点される――中国で広がる「信用スコア」の内実

コメント

注目のコメント

• 中山 淳雄

  Re entertainment 代表取締役

  ・2019年10月24日

  中国の地方政府は人々にルールを守らせ、秩序立った社会を作るよう働きかけてきました。ところが住民はなかなか従ってくれない。中国共産党は強い統治権力、武力を持った存在ですが、それでも人々を意のままに動かすことはできないわけです。だったらデジタルテクノロジーを駆使し、人々が秩序立った行動をするよう、誘導できないかと考えた。その取り組みが地方政府による信用スコアなのです
• 酒井 崇匡

  博報堂生活総合研究所 上席研究員

  ・2019年10月24日

  「うーん。言われてみれば格付けされているのかもしれませんけど、そもそも収入ほど点差が開かないんです。年収を比べる方がもっと残酷かも。だいたい普通の人はみんなが特典を使えるから、差別されてるという印象はないですね」
  
  これこそが普通の人の感覚。
• Yamanishi Yudai

  フリーランス／零細投資家

  ・2019年10月24日

  元々ルールやマナーを守って生きていた人はその行ないを継続し、逆の人は恐怖によるものとは言えモラルが向上する。結果的に綺麗な街やモラルの高い人々との関わりを経験することになり、元の状態に戻りたくないという気持ちから本当の意味で人々のモラル向上に繋がらないでしょうか。
  監視社会に対する賛否はもちろんあると思いますが、結果だけ見れば良い方向に進むのかもしれません。
  ただ、近所の人への親切といった直接顔を合わせる行為で加点されるという部分に関してはとても賛成できません。献血等とは違い、「点数のためにやっているのか？」と行為を受ける側が思ってしまうことは、人間関係においてマイナスでしかありません。