デジタル化の本質は“お客さんをもっともっと知る”こと
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組織のデジタル変革を経営の視点で推進する役割を担うCDO(Chief Digital OfficerまたはChief Data Officer)。世界的に見るとこの肩書きを持つ人はこの数年でかなり増えましたが、国内ではまだなじみが薄いです。CDOがどのような役割を担い、どのような働きをしているのか。実際のCDOに直接お話をしていただくのが一番でしょう。今回は、元エンターテインメント企業LDH Japanの執行役員CDOである長瀬次英さん(現在、BORDERS at BALCONY)にお話をうかがいました。
同氏は2015年にデジタル戦略統括責任者/チーフデジタルオフィサー(CDO)として同社に入社し、「日本で最初のCDO」と言われ、CDO Club Japanが表彰する「Japan CDO of The Year 2017」の受賞者でもあります。トップランナーのCDOとしてこれまで取り組んだこと、デジタル化の推進に必要なことなどを直撃取材しました。CDOはデジタル化の旗振り役だと語る長瀬さん。CDOとして「好かれる」ことが大事、その人間性を持っているかどうかでだいぶ違うと言います。そのためにひたすら人に会うことを続けているという彼に密着しました。
注目のコメント
やっている内容や質は雲泥の差ですが、メーカーに勤務しており自社のデジタル化とと共に販売店へのデジタル化の推進やコンサルに関わっていますがこれが非常に難しい。
特に50歳以上の方へのアプローチに悩む日々であり、高齢者へのデジタルマーケティングが当たれば色んなところで活用できるのではないかと感じており、奮闘中です。今後の高齢化社会で生き残るための課題ですね。“営業にもサプライチェーンにもコールセンターにも、好かれていないと聞く耳を持たれないんです。そうでないと説明する機会も与えられない”
知らないやったことない、新しい動きの提案に、多くの人は抵抗感をもつし、新参者をすぐには信用しないのはどの業界も同じですよね
外部の声ではなく、共感する想いを同じにする仲間の信念として受け入れてもらうには、とにかく対話と真摯で一貫した行動を見せ続けること。私は3年かけて4つ取り組み2つ挫折して、さいきん少し内輪に入れるようになってきました
好きもいいですが、思い入れとか思いやりくらいの、暖かく深いつながりを、製造業は求めるのかもモノの機能価値を高めてモノの対価をもらうだけではデジタル時代のビジネスは多分なりたたず、お客様の使われ方などが大事になっていく。
それを企画とか研究開発とかマーケティングに、フィードバックして、新しい価値の可能性を常に考える。
システム思考、デザイン思考が大事かと。