2025年の崖の手前にあるDXの壁の話
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昨今、老舗の戦略コンサルファームがデジタル関連企業の買収や新会社設立を行なっている理由の一つは、「Dx戦略は実行が圧倒的に難しく、実行まで一貫したサポートが必要」だからだと思っています。
逆に、スタートアップによく見られるツールのみ提供しているケースでは、
「ビジネスサイドが使えるようシンプルでわかりやすいものにすると期待できる効果が限定的になる一方、抜本的な改革ができるようなものを作ろうとすると技術サイドの知見や協力が必要になる」
というアプローチは違えど同じ問題にぶつかっている気がします。
そこにいち早く気づき、独自ツールとともに実行部隊を提供し、Dx戦略支援のノウハウを貯めてきたKaizen社須藤さんの記事は一読の価値ありです。来年の5Gに向けて、多くの企業の経営テーマがDXになってきてるのを感じます。
僕自身色んなプロジェクトにお邪魔させて頂いていますが、プロジェクトマネジメントが本当難しいなーというのが素直な感想です。
で、何がこんなにプロマネを難しくしてるのかな?とか
どうやったらその壁を越えられるのか?
について、実体験から考えを整理してみました。
ご笑覧くださいませ。記事中の『DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる』を踏まえて言及されている下記部分。
>DXを通じて、思ったような効果をあげられたケースは僅か5%と出ています。95%は、思ったように上手くいっていないって結構衝撃的な数字です。
わたしもいろんな取り組みを行う中で「体感値93%は想定外」とNewsPicksの複数記事でコメントした記憶があります。ところが、わたしより圧倒的にアタマがいいであろう同書の著者でも95%が「上手くいってない」。
ではどうするか?
==(引用)
方法を選ばずに結果を出しに行く事がメチャクチャ重要
(中略)
基幹システムとかに触らずにタグを入れるだけで機能実装しPoCを実施している
==(引用ここまで)
「フロント側だけで結果が出せることを着手する」ということでしょうか。文字にすると普通。ですが、案外忘れがちかも。肝に銘じたいです。