牛乳タンパク質なしミルク 乳幼児のアレルギー大幅抑制
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もし出産したら実践したい。生後3日間、母乳に加えて、粉ミルクの代わりに牛乳タンパク抜きのアミノ酸ベースのミルクを与えた赤ちゃんでは、食品アレルギーの発症が大幅抑制。
牛乳のタンパク質を十分分解できない赤ちゃんの場合、腸に炎症が起き、その後、人によってはほかのアレルギー物質も吸収しやすくなるのではないかとのこと。
論文はこちら
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2753281?guestAccessKey=642cb0c8-a18e-4ee1-80bf-56994efc073c&utm_source=For_The_Media&utm_medium=referral&utm_campaign=ftm_links&utm_content=tfl&utm_term=102119現在でも、ミルクを飲むと下痢、血便や嘔吐の症状が現れてしまう「新生児・乳児消化管アレルギー」がある赤ちゃんは、アレルギー用のミルク(※)を利用しているようです。
※ 牛乳のたんぱく質を酵素分解しアレルギーをおこしにくい分子の大きさにしたものや、たんぱく質を使用せずに精製アミノ酸を使った粉ミルクのこと
それを「アレルギーの子のみならず、どの赤ちゃんにも利用した方がよい」というのは、すごい発見ですね!
子供のアレルギーは成長するに従って収まるものが多いですが、それでも食事に人一倍気を遣わなくてはいけなくなるので、こういった研究で少しでもアレルギーを発症する子が減るといいなと思います。この研究自体もすごい発明なのだろうが、粉ミルクのリスクと実験に2年間も治験を受けていた赤ちゃんが、良い結果になったことに本当に安堵する。どんな赤ちゃんが実験に選ばれるのだろう。