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中国は、GDPを2020年までに2010年比で倍増する計画を発表しており、目標達成には、2019、2020の2年において約6.2%の成長を実現する必要があります。
現時点でも減税や地方債発行の前倒しなどの景気対策を行なっていますが、目標達成に向け更なる対策を講じる必要がありそうです。
個人的には、地方の中心都市のインフラ投資を進め都市化を加速させて行くと見ています。中長期的には、その周辺地域からの農村戸籍者を移住させることで、労働力供給を確保し経済の安定成長を図ると共に、格差縮小を実現させていく、というシナリオが考えられます。
米中摩擦の影響を受ける中、目標達成に向けた舵取りが難しい局面である事は間違い無いと思います。
また6%という前年同期比の数字でみるより、直近の第2四半期から第3四半期の増加率が昨年同期より0.7ポイントほど下がっているようですから、そちらの方に注目すべきです。
直近の数字が悪いということは、米中摩擦の影響が現れてきたということかもしれません。
おそらくなんらかのの政策で速度を上げていくと思われます。
と書く人も多いですが、米中貿易戦争など様々なファクターがあると思います。
かの国の人を見ているとまだまだ、成長が続くと思いますし、何より日本よりもかなり高い成長率です。
しっかり本質を見ていかないと行けないですし、減速したからといって安心してはいけないな、と感じます。
鈍化要因として米国との通商摩擦にばかり注目すると中国景気を見誤ります。
日本においても鉄鋼関係などでこの影響が出ているっぽいです。