EU離脱条件 英とEUが合意 英議会の承認得られるか焦点
NHKニュース
317Picks
コメント
注目のコメント
忘れてはなりませんが、メイ政権でも英-EUは離脱協定案で「合意」してビッグニュースになりました。しかし議会の壁に阻まれご案内の通りでした。今度は本当に議会の勝算を踏まえた上での代物なのか。「英議会の承認得られるか焦点」というのは昨年からずっとそうです。
先週来日していたロンドンのマクロファンドの友人が、「Borisはnegotiatorだから、きっとサプライズがある」と言ったので、そんなことがあるのかなと思っていたところでした。
彼は長年の野心をようやく実現して首相の座を手に入れただけに、史上最短の在任期間になるのは避けたかっただろうし、そういう動機がEUとの妥協を引き出すための熱意になったとすれば、なんとも複雑な気持ちもします。
また、あくまでも報道ベースの話ですが、DUPに対する説得材料が巨額の財政支援というのであれば、最初からそういう割り切りができれば、この失われた数年もなかったのでは?と思ってしまいます。「Brexitについて評価が下せるのは10年後のことです。10年後の英国社会がいまより平等ならBrexitは成功です。つまり、EUの27ヵ国との交渉結果より、英国政府が今後、どんな政策を打ち出していくのかが重要になってくるわけです」
政治学者アナンド・メノンのこの指摘(約1年前)が大局をとらえていると思う。
https://courrier.jp/news/archives/145406/