ネットフリックス6割増益 人気作品効果で加入者増
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Netflixは人気作品が加入者像を牽引して6割増益。コンテンツの人気作品数が、これまでの指標だった視聴率や興行収益ではない、月額課金のユーザー数として反応してくる点は面白いですね。しかし変数としての複雑さが今後のビジネスの難しさになっていくのではないか、と思いました。ただ、この映像サービスの戦いは、ちょっとずつ接点がずれている印象があり、しかし構図として「競合」という位置づけになってしまって、噛み合わないもどかしさも見出しています。
例えばAmazonは、映像ストリーミング単体ではなく、オンライン・リアル店舗での購買を含むライフスタイル全体を「Prime」会員に訴求しています。一方Appleは、Apple TV+は「Apple TVアプリ」を活用する方法をわかりやすく提示するサービスに過ぎず、Apple TVアプリがテレビ業界のApp Storeになるゴールを目指しています。GoogleはYouTubeで、オンラインビデオ、テレビ放送、音楽までをワンストップで叶えるクリエーティブの場と位置付けています。
Netflixは、AmazonもAppleもGoogleのプラットホーム構築思考に比べると、やはり映像ストリーミングにフォーカスしている印象。だからこそ、プラットホームを競合ではなく活用するアイディアに転換できなければ、コンテンツの反応に一喜一憂するビジネスを続けていかなければならない状態が続いてしまうでしょう。たとえばディズニーが「Disney+」でプラットホーマーとよりうまく組むことができると、ユーザー開拓の営業面で大きなアドバンテージを与えることにもなると思います。最近思うのが、デジタルプラットフォーマー云々に価値とかいうより、結局はコツコツ良いコンテンツとものサービスが提供できる企業が面白いのかなと。
Netflixの成長は著しいですね!Amazon、Apple、Disneyが攻めてくると思いますが、元々TSUTAYAのようなビデオレンタル事業からスタートしているので、コンテンツ力がかなり強み。