米「香港人権法案」に中国激怒、揺らぐ香港の命運 法案成立なら報復という習近平政権、トランプはどう出るのか？

コメント

注目のコメント

• 松野 豊

  日中産業研究院（東京＆北京） 代表取締役

  ・2019年10月18日

  中国政府は、政府としてあるいは政治家個人としても、香港や米国の金融機能を最大限利用してきた。
  これが米中交渉における中国の最大の弱みだろう。
  
  文中で言及されている、中国が「完全に妥協し、中国の覇権を諦め、米国主導の国際ルールのもとで再び改革開放路線に舵を切る」とことはあり得ない。
  
  中国政府は、香港が持つ機能が決定的に崩壊してしまわないような措置を取り続ける、それしか方法はないと思われる。
• 前嶋 和弘

  上智大学 総合グローバル学部教授（現代アメリカ政治外交）

  ・2019年10月18日

  福島さんの良い記事。上院通過後、大統領はどう判断するか。中国との取引カードとして署名を先送りのために、まずは拒否権を行使するのか。国内向けの「外交成果」として早めの署名をするのか。
• Iizuka Hidemichi

  在米Oil & Gasエンジニア

  ・2019年10月18日

  下院の全会一致だというところに注目。トランプ云々ではなく、アメリカ人の人権に対する強い正義感が見て取れる。
  一方トランプは、中国に貿易戦争を仕掛けることで中国は米国市民から搾取するVillain（悪玉）であるというイメージを植え付け、自分がそれを打倒する正義のリーダーと位置付けて支持率を集めている。（規模は違うがN国党と同じ戦略）
  トランプにとって香港問題は、中国がVillainであることを証明する格好の材料なのだろう。