藤井直敬の「現実を科学する」 第一回:そもそも、科学とはなんだろう?
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注目のコメント
科学とは何か?人にとっての解釈性(数式や言葉で表現したもの)を有する自然の一部だと思ってました。が、たしかに記事にあるように背理法で科学かそうでないものを区別することができて、科学の定義には良さそうですね。記事は読みやすくて面白いです。
>>>「科学とは反証可能性をもつものである」と定義しました。これは「どのような手段によっても間違っていることを示す方法がない仮説は、科学ではない」という考え方です。いわゆる「科学的な証明」っていうと、この世の未知を明らかにする・という印象を抱きがちですが、反証可能性の側面があるというのもまた科学。間違っていることを示される可能性があるからこそ、夢中になれるんですね。
4000字くらいの記事って読みやすいなあ。ポパーの反証可能性は、クーンのパラダイムシフトや「科学が作られているとき」のラトゥールが指摘しているように、その時々の科学コミュニティの力学で決まってしまうという結果につながることも有りますね。
なので反証、即ち検証の方法が大事かと。
ちょうど開発経済学がスイス銀行賞を受賞したように、フィッシャーのランダム化比較実験(RCT ランダム化対照試行)が巷間に広まるかもしれません。
早過ぎたノーベル賞―貧困への実験アプローチ…の周りの人達
https://newspicks.com/news/4306814
「統計学が最強の学問である」で少しは広まったかと思いましたが、チェリーpickによる強弁詭弁は後を絶たないですので、あの経済学ですらもランダム化比較実験して因果関係を確率的に提示するようになったと果たしてなるかどうか。
引用記事のように「しょうもないRCT」問題があるので、逆効果かもしれませんが。。