ノーベル経済学賞にバナジー氏ら3氏
日本経済新聞
10Picks
コメント
注目のコメント
貧困解決に関する政策効果検証において、RCTという手法を確立された方々というのが私の認識。日本でも無駄な財政出動をしないためにもRCTによる定量的検証ニーズが高まっているには、厚労省周りでも聞くようです!ちなみにデゥフロさんの翻訳本のRCT教科書は、今年出たばかり。あとは、RCTというのはデジタル世界でのABテストに似たもので、経済学者の伊藤先生の著書でも紹介されてるよ!あのオバマ氏の大統領選挙でも用いられたとか。
日本の財政政策でも定量的効果検証や費用対抗の良い政策運営にはマストな話であり、これを機にムーブメントになれば嬉しいぃな数年前のベストセラー「貧乏人の経済学」、今年の「政策評価のための因果関係の見つけ方」の著者たち。RCTや類似手法の基本的な理論はとても簡単なのだけど、実際に実験するためにはお金とアイディアが必要で、それで本当に社会の役にたつ結果を作るのは相当大変。この方々は理論的なところもさることながら、実施の面でこの手法を政策立案にのメインストリームに押し上げようとしているという点で凄く評価されるべきだと思う。日本ではまだまだ政策に生かされるような取り組みはできていないけれど。この方面で有用な成果を生み出すには実施者に起業家の資質がいるのとそれをサポートする社会の器が必要な気がします。