韓国チョ法相 辞任を発表 ムン大統領の政権運営に打撃か
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チョ・グク法相の辞任。。検察改革を夢見た学者の運命がこんな結末になるのは切ないですが、国民の分裂がますます激しくなってきている今の韓国社会でさまざまな疑惑に攻められ自信を失ってしまったところもあると思います。文政権が大事にしている検察改革はこの先どうなっていくのでしょうか。
韓国のチョ法務部長官(法務担当閣僚に相当)、本日午後2時(日本と韓国は時差無し)で辞任へ。現地英語報道はこちら。
http://www.koreatimes.co.kr/www/nation/2019/10/356_277074.htm
文大統領は厳しい状況の中でも強行突破で任命するのではないか、と下記のNewsPicksオリジナル記事で指摘していたシナリオになりました。
『【3分解説】日韓GSOMIA破棄の裏にある文政権の「時限爆弾」』2019/8/28
https://newspicks.com/news/4168123
チョ氏をめぐって発生する可能性の政治リスクについては上記の記事でいくつか指摘していますので、是非ご覧下さい。今振り返ると、GSOMIAの裏、というよりも、並行して発生していた政局とも言えます。
上記記事から約一ヶ月半、文大統領の支持率は下がったものの、中高年を中心に支持率は高く根強いという調査結果も出ています。その理由も、文大統領やチョ氏が政界の表舞台に登場してきた過程を見ていくと理解できる部分もあります。
いずれにしても、今後の政局や世論がどのように動いていくか、また、それがチョ氏問題だけに止まらず、外交・安全保障問題にどのように影響していくかを注視していきたいと思います。韓国は来年4月に総選挙。すでに様々な動きが出ています。
まだ雑感レベルではありますが、韓国の民主化の歴史における保守派と革新派の政治的な闘争と駆け引きがあり、その線の上に、盧武鉉元大統領と文在寅大統領という盟友の政治活動を解釈し、さらに次世代と言われていたチョ氏等のグループをみていく必要があると感じています。エーッ (;゚Д゚)
検察の力を弱める改革案を進めようとしていた矢先に、よほどヤバいところを突かれたか。何が何だか分かりません。韓国に、辞任と引き換えの“司法取引”ってあったっけ・・・ まさかね f(^^;)