【実は医師も迷ってる?】胃ろうをすすめられたら 〜本人・家族が知っておくべきべき3つのこと〜
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本当に思うことは、医療従事者と知識の乏しい家族、意識の伝えられない本人、この間の溝がある。
本当に終末期って難しい、、、。
以前芸人の小藪さんが終末期のポスターで炎上していましたが、事前に自分の気持ちを残すってところはほんまに大事だと考えます。
自分は正直なところ、あまり胃瘻は賛成できない派ではありますが、、、ほとんどが家族の意思となるため難しいところです。
注目のコメント
治療医学の世界ではエビデンスに基づいた標準治療がありますが、終末期医療の世界にはそれはありません。
胃ろう・点滴・最期まで口から?医師の間でも迷いがあるようです。
そんな話からさらに、本人・家族が知っておくべき3つのことまで、会話形式での解説です。森田先生、いつもわかりやすい記事をありがとうございます^ ^
日本では、胃ろうが過度な延命につながっているという議論が起き、2012年に日本老年医学会によるガイドラインができた他、2014年には大幅な診療報酬の引き下げがされています。
その影響で、5年間で胃ろう造設者は4割減になりました。
それでも、未だに延命のための胃ろうは無くならない現状があります。
悩ましいのは、食事が口から摂れなくなった時、医療機関は本人の意思より家族に判断を仰ぐことが多いこと。
日頃から親と関わりの薄い家族ほど、『自然に任せて』とは言えないです(自分では親の死期を決められない)。
この部分は、胃ろうに限らず、終末期・緊急時に本人の意思を尊重できる、チェック方式の『本人の意思表示の文書化』を広め、本人が意思表示できる間は何度でも書き換えられる仕組みをつくることが必要だと思います。
また、本人の意思尊重も大切ですが、残された家族が後悔のないような導きスキルが、医師には求められていると思います。
先生方は、たくさんの責任を背負いながらの職務全うされており、本当に大変だとは思いますが、本人・家族の状況をみて、上手に意思確認をしていただきたいと思います。