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ゼロ成長だと、一般企業の売り上げは前年並みですが、銀行は取引先が「利益を使って借入を返済」してしまうので、貸出残高が減ってしまいます。つまり、銀行だけが縮小してしまうのです。
縮小を避けようと金利引き下げ競争が起き、一層銀行の決算が厳しくなる、といった事も起きているようです。
「顧客に提供出来る付加価値がない」というのが、銀行の苦境の本当の(長期的な)原因でしょう。今まで、大した価値の無いサービスに対して規制業種特有の収益を得てきたが、これが限界に来ている。加えて、ゼロ金利は短期的な要因のはずでしたが、意外に長期化しそうで地銀(だけではありませんが)の状況は大変に厳しい。

将棋で言うと「詰んでいる」地銀に、きれいに投了して貰うのがなかなか難しい。
根本原因は、中立金利がマイナスのマクロ環境を放置していることでしょう。
これに対しては、海外の主流派経済学者が口を揃えて財政出動を勧めています。
いま飴玉を舐めることを諦めて、飴玉を作る設備の投資に回せば、将来、飴玉が沢山作れます。将来生まれる飴玉の価値の合計が今の飴玉の価値より大きければ、消費するより投資に回す方が合理的。そうすれば、飴玉が沢山作れるようになって経済は成長します。自分で投資するのでなければ、銀行に貸して誰かに投資して貰えば良いんです。投資で得られるメリットは、金利として投資した人に還元される。だから、金利は原則として成長率と同じはず。但し、消費を諦めて貸す以上、貸し手は、ちょっとはメリットが欲しいとこ。だから全体として、金利は成長率より高い状態が普通です。
ところが今は中央銀行が、経済成長率を遥かに下回る水準に金利を抑え続けています。うっかりするとマイナス金利。経済に元気が無くなってカネを借りて稼いでやろうという人がいなくなったからなのか、中央銀行の政策がなせる業なのかは知らないけれど、金利を介して預金者と投資者が結びつく普通の状態が消えている。お金の貸し借りで稼ごうとする伝統的な銀行が儲からなくなるのは当然の、不思議な世界に我々は住んでいる・・・ のかも (^^;
ゼロ金利でもゼロ成長がそもそもの問題で、地銀の苦境はその副作用でしょう
流動性の罠からは、はやく出なければなりません
レシピは公表されていると思うのですが…