中学・高校にサッカー留学で来日の選手 公式戦への出場不可に
コメント
注目のコメント
FIFAは極端な青田買いを是正するためにこのルールを設けています。
これがないと、金にものを言わせて、優秀な若手選手を囲えるだけ囲って、ものにならなかったらポイ捨て、という最悪の事態が起こります。
実際に、欧州ではクラブにいられなくなった若手選手が路頭に迷い、問題になっていました。
久保が帰国したのも、このルールですね。
留学生はサッカーだけのためではない側面や、学校側が連れてきているため、欧州同様の問題は起こりにくいとは思いますが、可能性を考えるとないわけではありません。
日本だけ特別というわけにはいきません。
現状では、FIFAルールを変更するか、日本の移民事情を変えるしかありません。
なお、FIFAルールでは、家族ごと居住地を変える場合はOKとなります。
つまり、留学生だけではなく、家族も日本で生活すればルールに抵触しないので、これまでのように出場できます。
サッカーはグローバルなスポーツで、ローカルルールは通じません。
世界統一のルール、国際規約に基づいて運営しなければなりません。
つまり、日本側の主張というのは関係なく、ルール尊守が絶対です。
これは旭日旗問題と一緒です。
国際試合では旭日旗は掲出できません。
日本側が問題ないと言っても、FIFAがダメと言えばダメです。
従えないならFIFAを脱退するしかありません。
ワールドカップに出場できなくなりますけどね。FIFAのルールはともかくとして、
ラグビーや陸上でも高校生や大学生でスポーツ留学生は少なからずいます。
学校にとってはチーム力強化につながり、留学生にとっては成長と活躍の場を求めて、ある意味ジャパニーズドリームとも言える。
さすがに中学ではまだ早いと思いますが、高校からのスポーツ留学なら問題ないでしょう。
ラグビーも帰化選手のおかげで日本は強くなったのは事実。
グローバル化の時代に留学生の出場チャンスを奪うのは鎖国的政策に他なりません。
そんな留学生たちの課題は、全員が実業団やプロに行けるわけではないことです。
日本人と同じく。
それで、日本語力が低く、学も仕事経験も積んでない「スポーツ馬鹿」だと就職も難しい。
日本人なら「体育会系人材」として、就職はなんとかなると思いますが。
それで、毎年多くのスポーツ留学生が帰国せざるをえないのが実情。
日本人のプロやトップアマチュアのアスリート向けのセカンドキャリア支援の企業は少なからずありますが、外国人はほぼ手付かず。本人にそれなりのネームバリューが無いと。
私は元日本代表の友人と個人的にこのことを問題視し、いろいろと模索中ですが、
まずは、留学生を受け入れる高校や大学関係者が真剣に考えないとダメですね。
留学生を使い捨てにし、露頭に迷わせないようにあらかじめ準備しておく必要があると思う。特に日本語力は大事。
そこから手を付けないと本質的な課題解決にはなりません。
結果的に路頭に迷うからという理由で留学生を規制するなら、手を付ける順序を間違っているでしょう。日本にサッカーを学びに来ている台湾からの留学生も来ているんですが、彼らも出場できなくなるのでしょうか?
「強化」のための留学生じゃなくて、「サッカーを学ぶ」留学生には門戸を開いてほしい。
アジアから「お金を払って日本にサッカーを学びに来る」流れを進めていくことはスポーツ産業の拡大に繋がるし、日本のグローバル化につながる。