サブスク撤退のAOKI、次の狙いは「着る服がないおじさん」
日経ビジネス
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働き方改革と、働く服改革。
スーツは死んだが、そのかわりセットアップという市場が新たに産声を上げ、ビジネスシーンでのセットアップ服の提案は、すでにジーユーなど低価格ブランドが3年ぐらい前から行ってた。
セットアップになると、単純に服自体の構造がもっと簡素になるから、コスト自体もかなり低くなるから、スーツメーカーは、本来なら、もっと早くビジネスで使えるセットアップ開発に着手すべきだったと思われます。
今からの参入のタイミングはかなり後発。
ビジネスセットアップの開発は、前出のジーユーも含めて、ミドル価格帯のセレクトショップオリジナルなど、先行している競合も多いものも事実。
まずは、スーツのAOKIならぬセットアップのAOKIの啓蒙。
価格、素材や着用感など技術的なスペック以外に、顧客に伝わる差別化をどう図るのか期待です。「着る服がないおじさんは結局、スーツ」というのがAOKIの答えなのでしょうね。記事を読んでの最初の感想は、何を着て良いか分からないビジネスパーソンが記事にあるような「Tシャツの上にジャケットを着る」ことは無い、ですね。
どの程度の着数を投入するのは不明ですが、失敗をしたサブスクサービスと同様に「中途半端」な取り組みは失敗するだけのような気がします。
また、価格帯としては同社が展開する2プライス(ORIHICA)と似てきますね。
・AOKI=高いと思っている客層はそもそも店舗にこない
・もともとAOKIで買っていた少しお金がある層は、店舗にある記事の商品(やや低価格ライン)を購入して客単価がダウン
という矛盾する戦略に感じます。