説明が分かりにくいのは知的怠慢だ、技術者よ思い上がるな
日経 xTECH(クロステック)
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注目のコメント
技術の仕組みを素直に説明しようとするとハマりがち。
その技術が良い(悪い)という評価について、いくつかの側面に着目して、他技術との差異を説明するのは一つの方法ですね。いわゆるPros/Cons。
また、技術優位性が特定のユースケースにおいてどう活きるのか、も技術の説明としては分かりやすいです。説明が下手な技術者は、言葉の置き換えで何とか易しく説明しようとしますね。単語レベルで易しい言葉を選んでも、説明が不正確になるだけで、内容を理解してもらえることにはならないですね。
システムのオーナー(経営者や事業部門のステークホルダー)は、技術の詳細を知りたいのではなく、その技術がどう自社のビジネスに貢献するのかの裏付けを知りたいのです。
例えば、ブロックチェーンを導入しようというときに、なぜブロックチェーンは改ざんされにくいかを仕組みレベルで説明しても、ステークホルダーはそんなことに興味はなく、RDBを使った場合と比べて、同等の性能、セキュリティーを実現しつつどれだけ安く実現できるか知りたいのです。TCOとかROIとか、具体的な数字を挙げて説明ができなければ。技術者が、そのような試算もなしに、この技術は筋が良さそうだから、といった曖昧なレベルで導入を決めるから、「素人」にちゃんと説明ができないのです。