36Kr グローバルにサービスを提供する「36Kr Global」を発足
36Kr Japan | 中国No.1スタートアップメディア日本版
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36Krジャパンのメインは、スタートアップ企業の資金調達記事である。その本数は驚くべきものだ。中国のイノベーターたちの息使いが感じられる。
日本の一般的な中国経済記事は、米中貿易戦争を除けば、景気減速、不動産バブル崩壊の危機、地方政府の莫大な債務、改革が進まない国有大企業、といったマクロ経済に関する、しかもマイナス面にフォーカスしたものが多い。
しかし36Krジャパンの記事を見ると、中国経済の印象は一新するだろう。実際は2019年、中国のベンチャー投資は先細っているのだが、とてもそんな状況とは思えない活発さである。AI関連の最新鋭企業はもちろん、従来産業の効率改善を目指すベンチャーも非常に多い。例えばB2Bプラットフォームを開発している企業は、たいてい国内産業のデジタル化に貢献しようという抱負を持っている。さらに貿易システム、送金システムなど国際間システムにまで挑戦しようという企業まである。いずれも成長コンセプトは明解だ。
中国関連業務につくビジネスマンはもちろん、ベンチャー投資家のみなさんにも、是非参考にしていただきたい。本日、スタートアップ・IT業界に特化した中国最大級メディアの「36Kr(36氪)」は香港に「36Kr Global Holdings」を設立すると正式発表した。
今年5月、日本経済新聞社とグローバル事業提携を結んでおり、今回の新会社設立はこれに次ぐ重要な海外戦略の一環となる。