関電、金品受領をほぼ記録せず 総額膨らむ可能性も
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表に出したくないことを、外部に知られた時に、さらにひた隠しを続けて、公表のタイミングを逸し、経営責任に至ったケースとしては、2002年に発覚、2006年に高裁の判決が出たダスキン肉まん事件を髣髴とさせます。この時も、都合の悪い事実をネタに同社幹部が外部の方に恫喝されていました。判決では、ダスキン社にコンプライアンス委員会等を通じて対処する体制構築に不備があり、その善管注意義務違反を経営幹部に問い、株主代表訴訟が成立しました。善管注意義務は現在のガバナンスの中では極めて重い責任となっています。その社内教育自体がトップを含む経営幹部に十二分になされていなかったということは、大変残念です。今回自分たちが発注した工事の金が還流していることが明らかになったのですから、尚更です。