香港政府、覆面禁止法を制定 緊急条例発動、発砲で少年負傷
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覆面禁止法も相当なものですが、むしろ「緊急状況規則条例」(いわゆる緊急法)が半世紀ぶりに適用されたことでパンドラの箱が開いたように思います。(最近香港政府はチラつかせていましたが)
これは立法会(議会)を介さずに政府による市民の権利制限を可能にするもの。覆面禁止法はそのはじめの一歩に過ぎず、ここからどんどんと制限が拡大するおそれもあります。
前回発動されたのは1967年、イギリスによる統治への不満の高まりによる暴動。そして今回の発動は中国による統治への不満の高まり。香港のおかれる状況の壮絶さを感じます。抑圧、逮捕、そして今回の覆面禁止など、対症療法ではまるでダメでしょう。
そもそもの病巣、即ち、中国からのインターベンションや、棺並みと言われる狭い住居の対策など、抜本的に不満に対応しない限り沈静化は程遠いと思います。
次は一層の武力行使にならないことを祈ります…これはやばい。
中国では警察が顔認識を使うことが既に当たり前になっていて、監視カメラなどで顔が確認できればその人が政府がブラックリストに載せた人々かどうかがわかるようになっています。(①)
覆面禁止法の背景には過激化するデモの鎮火のみならず、デモ参加者が誰かを特定し、何かしらのフラグを立てることで後の生活に影響を与えることを想定しているのだと思う。ウイグルの状況を見る限り、顔を隠さずにデモに参加するのは大きな危険を伴うことになる。
やりすぎだと思う。
① https://newspicks.com/news/3990215/