東証反発、終値68円高 米国株高を好感
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日経平均株価は68円高で3日ぶりの反発となっています。
米国株はISM非製造業指数も悪化しましたが、利下げ観測が高まってNYダウは122ドル高と反発、
一方で米長期金利が下がって107円割れの円高となった為、悩ましい朝でした。
今朝の東京市場は小安く始まり、軟調にもみ合いました。
今晩に雇用統計を控え、また下ブレる警戒もある中、リスクを敢えて取る動きも限られ、一進一退が続きました。
後場には日銀のETF買い観測やiPhone増産報道もあって、やや強含み、結局小高く終えましたが、売買は低調でした(東証1部売買代金は1.8兆円)。
週を通せば468円安と続落、米ISMショックから米景気後退懸念が再浮上、米株安&円高に進んだ上、国内では消費増税スタート、内憂外患で揺り戻されました。
来週は日本で工作機械と機械受注、米でPPI・CPIなどが出てきますが、10日からの米中閣僚級貿易協議次第で仕切り直しもありそうです。
ノーベル賞の発表も予定され、日本人の受賞など明るい話題の欲しい処です。日経平均+0.32%、TOPIX+0.26%、マザーズ+1.28%、REIT+1.05%。
前場マイナスだったがジワジワ上がり、後場はほぼプラス。とはいえ、今日の雇用統計と、それを受けての市場の反応次第だろう。今朝もコメントしたが、最近は経済指標自体への反応というより、経済指標を受けての市場の反応があってそれが増幅されるような相場。雇用統計が悪ければ利下げ期待が高まり持つかもしれないし、一方で利下げ期待は既に一定織り込み済みで単純に悪かったという事実を追加的に織り込むかもしれないし、逆も然り。なお、ダウ先物は1845現在-100ドルで日経平均先物も-100円ほどになっている。
業種別にはプラスは石油石炭+1.36%、陸運+1.33%、不動産+0.98%、空運+0.77%、サービス+0.77%など。マイナスは銀行-0.86%、海運-0.78%、保険-0.50%、繊維-0.34%など。
1週間で-2.14%の下落した1週間となりましたが、今週もお疲れさまでした!