アップルカード、初期の段階から入手しましたが、正直殆ど利用していません。確かに手続きは簡単で、あっという間でしたし、年会費無料なのでとりあえず入手しました。が、この記事で指摘している「還元率」は正直あまりお得でなくて・・・。 ケチ臭い(良く言えば金融リテラシーの高い!?)私は、基本的に2%還元のCitiのDouble Cash、スーパーは5%還元のAMEX Blue Cash、旅行系ガソリン系は3%還元のカードを使い分け、すべてすでにアップルペイに登録済みなため、アップルカードの出番がないのです(iPhoneアップグレードの支払と次にAppleで大物を買い物するときか!?)。したがって、日本のクレカとの還元率比較をしても、米国の事情と異なるためミスリードだと思います(破壊的とはいえない)。日本はクレカの手数料がそもそも高いため、米国のようになんでもかんでも還元できるようなサービスを提供できるかが課題になると思います。
iPhoneは08年の発売以降、キャリア間の強力な販促も相まって日本のスマホの実質的なデファクトスタンダードになった。(台数面ではシェア50%)しかし、長らくスマホでの非接触決済では通信方式の違いによりFelica技術を使った非接触決済に対応してこなかった。 その後、Apple PayはFelicaにも対応したことでついにおサイフケータイを包含する存在にようやく2017年になった。 Apple Payはあくまで銀行口座紐付けで決済そのものは銀行カードだったりするわけでこの部分での手数料であったり利用履歴と言った情報についてはまだAppleは押さえることが出来ていなかった。今回は金融会社とも組みながら自社の金融プラットフォームを持つことで少額決済もそれ以外も取り込んでいこうというのがアップルカードという理解。クレジットカードを作りたいのではなく、決済回りの手数料や利用履歴とiTunesアカウントの紐付けが狙いですよね、どう考えても。
10月1日からは消費増税に伴うキャッシュレス還元も始まりました。手元にあるクレジットカードとQRコードをどう有効に使えば良いか、考えている人も多いかもしれません。そんな中で、海の向こうでは「Apple Card」が大きな動きになる可能性があります。
本日より1週間、「Apple Card」とクレジットカードの未来について掘り下げます。
Apple Cardは クレジットカードと言う産業を
disrupt というか overwrite すると思う。
Amazon の金融サービスやメルペイなどの新しい
決済サービスも社会経済に対して同じ方向性の働き
をする。
彼らは、「消費」とデジタルの力でダイレクトに結びついている。
産業としてみたときに、いわゆるクレジットカード会社と異なるコスト構造を持っている(というかコスト構造の構築にフリーハンドを持っている)。
入会審査の枠組みが「銀行的ではない」、つまり消費者の属性情報ではなく行動データ重視で進められる。これが出来れば、成人を迎えたての十代の若者(2022年から18歳が成人になる)や、日本に来て日が浅い外国人を相手にすることが出来る。
銀行的な枠組みでは、ここの市場を取りに行けない。
2022年から、日本では既存クレジットカード事業者は、成長分野を取りにいけない結果として、新規参入のデジタル産業にoverwriteされ始めると思う。
Apple Cardは、クレジットカードと戦うとか組むとかでなく、新しい消費X決済のデフォルトの一翼を担う存在になる。
https://newspicks.com/news/4265985/
ケチ臭い(良く言えば金融リテラシーの高い!?)私は、基本的に2%還元のCitiのDouble Cash、スーパーは5%還元のAMEX Blue Cash、旅行系ガソリン系は3%還元のカードを使い分け、すべてすでにアップルペイに登録済みなため、アップルカードの出番がないのです(iPhoneアップグレードの支払と次にAppleで大物を買い物するときか!?)。したがって、日本のクレカとの還元率比較をしても、米国の事情と異なるためミスリードだと思います(破壊的とはいえない)。日本はクレカの手数料がそもそも高いため、米国のようになんでもかんでも還元できるようなサービスを提供できるかが課題になると思います。
また、クレジット審査が意外に厳しく、上限が他のカードと比較してかなり低いため、支払い全部をアップルカードにすることは私の場合難しいです。
複数のカードを使っているがゆえ、家計簿アプリを使用せざるをえず、アップル家計簿の出番は今のところありません(ゆえにその使用感は評価できませんが・・・)。
すでにアップルペイ、アップルウォッチでペイというデバイスの恩恵を受けている中、金融商品としてもう少し魅力的なサービスを提供しないと(私の場合)移行は難しいですね。
はたしてその目論見どおりアップルの売上アップにつながるかどうか。見ものですね。
これまでApple Payの拡販を推進してきた銀行やカード会社にとって、アップルはずるい、という声もあります。利用できるインフラを整備させた後に、自社カードを乗せてこのカードが一番とアピールする。後出しジャンケンに、呆れてものもいえない、という銀行もあります。
1.日本ではあまりクレジットカード決済が浸透しなかった
https://www.global.jcb/ja/press/news_file/file/report2018.pdf
2. 日本では現金決済がいまだに多い
https://www.paymentsjapan.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/04/Cashless_Roadmap_2019.pdf
日本ではこれまでプリペイドタイプのFelica技術を軸とした非接触決済が特に1万円以下の少額決済では多く使われて、おサイフケータイは海外に10年先駆けて広く国民の間に普及した。
一方でクレジットカードは持っているが少額決済ではあまり使われなかったり他のポイントカードだったりのために非接触決済だったりもしてかなりこの辺りの決済回りは複雑な様相を呈してきた。
iPhoneは08年の発売以降、キャリア間の強力な販促も相まって日本のスマホの実質的なデファクトスタンダードになった。(台数面ではシェア50%)しかし、長らくスマホでの非接触決済では通信方式の違いによりFelica技術を使った非接触決済に対応してこなかった。
その後、Apple PayはFelicaにも対応したことでついにおサイフケータイを包含する存在にようやく2017年になった。
Apple Payはあくまで銀行口座紐付けで決済そのものは銀行カードだったりするわけでこの部分での手数料であったり利用履歴と言った情報についてはまだAppleは押さえることが出来ていなかった。今回は金融会社とも組みながら自社の金融プラットフォームを持つことで少額決済もそれ以外も取り込んでいこうというのがアップルカードという理解。クレジットカードを作りたいのではなく、決済回りの手数料や利用履歴とiTunesアカウントの紐付けが狙いですよね、どう考えても。
例えば、アマゾンは米国でクレジットカードを発行しており、
Prime会員の場合、アマゾンやホールフーズでの買い物で5%の還元、通常の会員でも3%の還元を行なっている。そのほかの買い物でも2%の還元( https://amzn.to/2ItfCJw )。日本の場合、年会費1万円以上のゴールドカードでもアマゾンの買い物で2.5%、それ以外の買い物で1%。簡単な比較で、アマゾンでもこのような状態。
日本で無料で2〜3%の還元をクレジットカードとして行うのは至難の業。スマホ決済で今行われている期間限定キャンペーンを使ってその水準に達している状況。
また、記事内で紹介されている「Apple Pay Cash」もアメリカでは2017年にサービスが開始されているが日本では未だにサービスが開始されていない(商標の登録はすでに終わっている)。これも日本の法律上アップルにはできないことで、アップルがどのパートナーと組むかが重要になってくる。
ただ、このような状況でもアップルが日本で相当なサプライズを起こしてくれることにすごく期待はしている。