サムスン、スマホ復活遠く 中国で生産終了
日本経済新聞
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相変わらず日経記事はPickが少ないですが、結構示唆に富む記事です。
三星が中国という国をどう利用し、そして、東南アジアにうまくシフトしたか?ということ。
現在、米中貿易戦争で再度、熱い視線が注がれる東南アジア諸国ですが、三星はリーマンショックが起こる前から東南アジア諸国への生産シフトを進めてきた。
あと、中国でナンバーワンだった時期は2009年頃から2013年頃までと4-5年の間だけ。その後は一気に中国勢が追い立てていった経緯もなかなか興味深い。それでもスマホでの世界ナンバーワンを堅持した三星。さらに営業利益もまだ1兆円くらいは確保している。これはほかのメーカーが実現できていないことでもある。
記事の論調は迷い道だと断じているが、脱中国が三星の明確な方向性ではないだろうか。
中国スマホが中国国外にはそこまで進出できなくなった今こそ、三星にはチャンス。
(以下本文抜粋)
サムスンは中国の人件費高騰を背景に2000年代後半からスマホの組み立て工程をベトナムに移管してきた。現在は同国で約20万人を雇用し、年間世界出荷台数2億9200万台のうち、半数程度をハノイ市郊外の自社工場で生産している。