「出勤できるが生産性が落ちる」従業員のメンタルケアこそが重要な理由
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企業のメンタルヘルスの問題は切実です。
また、経営者や管理職もうつになる確率は30%近くとも言われます。
様々な経営の問題、今回のような情報漏えいの問題など、企業における問題が実はメンタルヘルスに起因することは非常に多いと思います。
しかしながら、現在行われているストレスチェックや産業医面談では企業のメンタル不調に十分に対応できないことも事実です。
さらに、我々精神科医も今まで病気の人を治すという観点で治療をしてきており、働く人のメンタル不調の予防に対する問題意識は不十分でした。
私自身も数年前からこの問題について考え、研究者としての成果をもとに、企業にとって本当に役立つメンタル対策を提供できるシステムを考え、あいおいニッセイ同和損保株式会社とプレスリリースをだしました。https://newspicks.com/news/4186875/
今後、「攻めのメンタル対策で従業員1人1人が自分らしく働ける方法」について研鑽し、役に立つソリューションを開発していきたいと思います。
注目のコメント
▼「ストレスは低くても、やりがいを感じていない」クラスタ
職場でこういう状態になること、ありますよね。
「健康を害しており、ストレスも高く、やりがいも感じていない」クラスタに続き、退職リスクが高いそうです。
しかし、この記事を読みながら、「やりがい」って企業から与えられるべきものなのだろうか、とも思いました。既存EAPでカバーできていない、出勤できているが生産性が落ちている人の状態と原因を測れるのは、素直に企業ニーズあると思います。
ただ、往々にしてメンタルヘルスが良くない状態は判断力が鈍ることと、本音が出づらいものではあるので、サーベイでどこまで真実と合致した結果が出るのかは気になりました。
「いずれ、メンタルを健康に保つことが評価され、カッコいいという時代になる」これは本当に大切な価値観であり、変わり目も近いのではと感じます。