【関電会見詳報】「就任祝いのお菓子の下に金貨が入っていた」
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相変わらず日本企業のコンプライアンスは脆弱だ。身に危険が迫るような脅迫があれば警察に通報したらいい。相手に弱みを握られて、警察に相談出来ない理由があるとしか考えられない。それから、取締役会も全く機能していない。私が社外取締役なら、会長、社長は即退任。受け入れられないなら、社外取締役を退任する。こんな茶番劇はワイドショーネタで充分だ。
岩根社長の「就任祝いのお菓子の下に金貨が入っておりまして」という言葉は時代の言葉として残るような気がします。これは過去によく使われた手口です。私は直接現認したことはありませんが、昭和の頃の選挙では、よく現金入りの菓子折りが配られたという話を聞きました。草加せんべい、南部せんべいなど郷土の名品がよく使われたと聞いています。元助役は昭和ひと桁の世代。昭和の精神をずっと引きずっていたのでしようが、それに付き合っていてはいけません。元助役に脅迫されて金品を受け取らざるを得なかったとのことですが、総会屋の時代を生き抜いてきた経営陣たちが真顔でそう言うことは、本当に情けないと思います。
以下、ミステリー小説の筋読みをするレベルでの、完全に個人の想像です。
民間企業どころか警察も司法も入っていけない古くから続く「アンタッチャブルな世界」が想像できます。ただ、よく分からないのは、「アンタッチャブルな世界」から関電へのお金の流れのところです。「アンタッチャブルな世界」が本件でスーパーパワーを持っているため、この関電への部分のお金の流れがなくても全体の取引が成立しそうです。
だから、関電の役員全員が100%被害者かというと、そうではなくて、少なくとも何割かの役員は、役員報酬の外で電力料金と株主利益を食い物にしていた「アンタッチャブルな世界」の仲間に思います。