【3分解説】ついに迫る「再編」の足音。飲料業界の未来を占う
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飲料業界の未来を占ううえで、ポジションをとって書いている良記事。ダイドーがチャンネルの特異性でとりあげられていますが、個人的には、規模やスケール以外に、ユニークなブランドやビジネスモデルでつきぬけるプレーヤーが出てきてほしいところ。ビール業界でいうところのヤッホー(cf. よなよな)や、そこからサブスクに近いモデルを展開するプレーヤー。大手プレーヤーでいうとキリンが一番それに近いポテンシャルを感じます
飲料は「機能的価値」が圧倒的に強い。コカコーラやポカリスウェットなど「情緒的価値」がブランドと紐付いているケースも稀にみるが、基本的にはスウィッチングコストが低いので、安いものか目の前で売ってるものに流れやすい。
そこから脱却できないのであれば業界再編でメガプレイヤーが生まれるのは必然だし、それと並行して現場は「情緒的価値」「体験的価値」を如何にして実現するかは追求せねばならない。この中で一番気になるのは、このグラフでは一番下に位置していて注目されにくいサッポロHDの不動産賃貸業売上5%
売上構成比48%の国内飲料事業と
実は営業利益で見ると、ほぼ同額稼いでます。
更に143年の歴史の中で積み上げてきた内部留保約1800億ですが、おそらく50年くらい前から所有し始めた都心の不動産は
いまや恵比寿ガーデンプレイスを筆頭とした賃貸業として、
事業の基盤となるだけでなく。
その含み益だけでこの内部留保の額を超えるはずです。
それで時価総額2143億は解散価値で見れば割安すぎますね。
追記
サッポロHD保有不動産一例
・恵比寿ガーデンプレイス
・GINZAPLACE
・STRATA GINZA
・恵比寿ファーストスクエア
・恵比寿スクエア
・アルカサル
・エルスタンザ代官山
などなど。