やりたいことを見つけようという言葉の呪縛
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やりたいことがある、やりたい仕事がある人は活き活き見えることがあるのは事実です。そして、実際にやりたいことを見つけそれに没頭している人は素晴らしいです。私もそういう方を見つけると全力で応援したくなります。
また、社会を見渡すと「自分がやりたいことを見つけよう」というメッセージにあふれてもいます。
しかし「できることを増やそう」というメッセージはあまり聞きません。
誤解を恐れずに言えば、キャリアに関して「目の前のこと、目の前のミッションに淡々と向き合うこと」が軽視されているとすら感じます。
会社を経営してみて実感しますが、
やりたいことがあるメンバーもやりたいことがはっきりしないメンバーも全く等しく尊い、と感じます。
会社にいる理由はさまざまです。
理念に共感している人もいれば、やりたいことがその会社にある人もいる、その会社の働き方が自分にとって都合が良い人もいれば、仲間が好きだから、付けたいスキルが身につくから、給与がいいからなど、多様な価値観の人が集まり1つの目的に向けて仕事をしています。
どれだけ多様な人がいたとしてもそれぞれがそれぞれのミッション、やるべきことに向き合い、それを乗り越えることで成立しています。
つまり、
自分がやるべきことに向き合う、真摯に目の前の仕事に取り組むことは十二分に尊く、それ自体が大きな価値があるものです。