共産党 消費税5%への減税呼び掛け れいわに同調
コメント
注目のコメント
斎藤陽さんのコメントにもあるように、れいわ新選組は積極財政が主軸なのに対して、共産党は緊縮財政。
従って、消費税5%と言う部分は合意できても、その後の方向に大きな差が生じるように思います。
ちなみに各政党の経済政策の思想は概ね以下の感じかと思います。
れいわ新選組:
基本的に政府は大胆な国債発行によりデフレ脱却を果たすべきだ。累進課税は強化すべきだが、ストックに課税すべきではない。ケインズ系の経済政策。
共産党:
消費税廃止の財源不足は、金持ちや内部留保への課税で補填すべきだ。積極財政は大きな政府となるため反対。私有財産の拡大に懸念を示すマルクス系の経済政策。
ちなみに他の党と言えば・・
立憲民主党・国民民主党:
社会保障のためには消費増税が必要。だが安倍政権での増税は反対。新自由主義に基づく経済政策。
従って積極財政は大きな政府となるため反対。
本来、新自由主義は「改革」を断行できる強い政府が必要であり左翼(革新)思想。
自民党:
大平内閣の際に香山健一氏が経団連と自民党の経済政策のブレインとなり、それ以来、均衡財政による国家弱体化方向が基本方針となった。
小さな政府と言う意味では新左翼政策も新自由主義政策も左翼思想で共通。小泉改革で保守思想の自民党議員が追い出されたため、新自由主義の経済政策を進めつつ、実は新左翼政策である消費増税や緊縮財政に歯止めがかからず、悲願である消費増税による国民負担増強に向けて加速中。
ちなみにれいわ新選組の経済政策のブレインは松尾匡教授ですね。斉藤まさし氏は政策ブレインではなく単なる2013年の時の選挙ブレイン(選挙プランナー)では。
https://youtu.be/5i9dUxxno18