消費税率あすから10% 引き上げに向け小売店などで準備大詰め
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注目のコメント
弊所の消費意欲調査では10月の消費意欲は増税の影響で、前回の増税時並みに大きく落ち込んでいます。ただ、前回と違うのは増税前の駆け込み需要はあまり大きくありませんでした。
あくまでも9月上旬時点の意識調査なので、諸々の対策が浸透して実際はそれほど影響なく済むのか、増税前の駆け込みがなく、増税後の落ち込みだけが起こってしまうのかはまだ不透明です。
https://seikatsusoken.jp/shohiyoho/2019-10/
ただし、個人的には少なくとも前回レベルの落ち込みは実際にはないか、あっても流石に短期的だと考えています。
一つの根拠は弊所が別に行なっている増税に対する意識調査です。5月から調査していますが、月が進むごとに「増税後も生活は変化しない」という率が増加しています。前回増税時との比較はできないものの。
https://seikatsusoken.jp/report/13976/
もちろん、増税には変わりないのですが。5%→8%は、60%アップ
8%→10%は、25%アップ
アップ率を考えたら前回ほどインパクトは無いですね。
そもそも30年前の消費税導入時、
0%→5%のときは、
戻税処理とかですったもんだ。
あの時のインパクトと手間は今回の比では無かった。
こうやってだんだん感覚が麻痺して、
そのうち20%でも当たり前と思うようになるかもしれない。
欧州ではすでに20%前後が当たり前ですからね。
中国でさえ17%。
https://venture-finance.jp/archives/3579
社会保障のこととか考えると消費税アップは止む無し。打ち出の小槌や魔法のランプ、ドラえもんのポケットは無いですから。
いまラグビーで話題のニュージーランドは15%と日本は射程内。
先日、来日していたニュージーランド人に聞いたら、
最低賃金1400円ぐらいありますが、
その分、飲食費などの物価も高めなのは仕方ないとか。
人件費上がれば人を使うサービス業はもろに影響が出ます。
世界各国の「最低賃金」はどうなっているの?最低賃金が高い国はどこ?
https://money-academy.jp/new-zealand/
今後は消費税という言い方をやめて、
海外のように付加価値税とすれば抵抗感が減る?
贅沢品や嗜好品は高く課税し、
軽減税率のように、生活必需品や医療費は安くすれば公平感も出てくる。