クレジットカード決済は年間76兆円に、キャッシュレス比率は2025年に50%超
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前年比14.2%増なんですね。10月からどこまで増えるか。店側とすると完全キャッシュレスにならない限り現金チェックの手間とコストは無くならないので、より高い伸び率を実現していって欲しいところです。
2019年のキャッシュレス決済市場は、前年比14.2%増の88兆2,539億円。
クレジットカード決済は、前年比15.0%増の76兆円だった。
この数字を見ると順調に伸びているように思える。
しかし田舎に住んでいるせいか、周りにQRコード決済を日常使いしている人は全然いない。
大分県でも、もっと浸透してほしいです。日本のように銀行口座の保有率の高い国では本来はなんとかペイではなくデビットカードがキャッシュレスの主役になるべきでした。実際欧州や米国では現在ではデビットカードの方がクレジットカードより多く使われている状況です。
年金で生活するお年寄りも銀行口座は大抵持っているはずです。使い勝手もカードを使うのであればスマホも不要。ユーザー登録もチャージも不要。それまでATMで現金を引き出すのに使っていた同じカードを支払い端末にタッチするだけです。最も高齢者に向いているキャッシュレス決済手段だと思います。
それなのに日本ではまだ珍獣なみの使用率なのは何故なんでしょうね。欧州では決済時にカード発行会社に支払う手数料(インターチェンジ)が規制されており(クレジットで0.3%、デビットで0.2%)、店舗手数料も低く結果として多くの店舗にカード決済端末が普及しています。他方で日本の様に会費無料のクレジットカードでもポイント還元されるようなことはありません。ポイント還元があるのは会費制かリボ払いのカード程度で、国によってはクレジットカードの所有率自体がとても低いです。
カードに関して欧州ではお得さよりも何所でも使える利便性を取り、日本ではお得さ競争で各社疲弊して普及もしないといったところでしょうか。