労働上限「過労死ラインの2倍」に及ぶ医師の働き方を変える。AI問診プロダクトが6医療機関で試験導入など開始
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医師が本当に必要なところに対して動けるようにテクノロジーがもっともっと解決できる事は一杯あるはず!(ただ病院はもうちょっとデジタル化して欲しいなぁと。。。色々しがらみやらはあるんでしょうけど。。。
注目のコメント
人間に求められる能力とAIに求められる能力を区別し、AIを上手く活用した事例だと思います。
医師の診察では、1:機械的に情報を聞き出す時間、2:患者さんの話をよく聴いて共感を示す時間、3:検査や治療の方針について説明する時間などがありますが、1の時間は、事前の問診で可能な限り短縮し、2と3に時間を費やした方が患者の満足度は上がるはずです。このAI問診プロダクトではそれが実現できるのでは、と期待しています。
問診の精度やタブレットが使えない高齢者への対応など、課題はあるとは思いますが、医療者の労働時間短縮にも繋がるためさらに普及してほしいと思います。まさに我々の診療科で導入される技術です。
AI問診というところで注目を浴びていますが、AIによる診断精度はまだまだです。本質的にこのシステムを導入するメリットは、自動問診システムの結果をカルテに反映させることができる点です。
問診の中には全員に聞いている質問が一定数あり、診療時間を長くしていますが、この部分を補い、さらには主訴に応じて自動的に追加質問を進めてくれます。
これから導入が始まりますが、労働の簡略化には非常に有用になると思います。あとはその問診精度と、患者目線でどの程度負担なくやれるかが注目するポイントです。
一度使った感覚だと、無理なくできそうだと感じましたし、問診も見当はずれな方向には進まない印象です。あらゆる主訴に対応できているかはこれから検証です。これは必要な技術だと思います。ただし、全てのシチュエーションで必要なわけではなく、シチュエーションに応じた対応が重要だと思います。外来も常に忙しいわけではなく、場所や状況によってムラがあります。
忙しい現場では、患者の待ち時間を有効に使ってタブレットで電子カルテ情報として直接入力いただくことはとても有効だと思います。一方、余裕のある時間帯は、このようなものを用いずに直接対面診察を開始した方が満足度が高いと思います。
一定のプロトコールを導入した際にどれぐらいflexibilityを維持できるかというのは重要なテーマです。
また、どの程度医師の希望に沿った書き方にしてくれるのかは気がかりなところです。自動入力してくれても、自分の思いと異なる順番や表現でカルテ記載されていたら二度手間になってしまいます。
順天堂の総合診療科で導入とのことですので、オススメピッカーの高橋先生が実際に使用されているかもしれませんね。コメントをお待ちしています。
なお、私の所属する施設では、昭和のパソコンと昭和の電子カルテを使用しており、残念ながらそもそも令和時代の技術とは交信ができないものと思います。