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猛スピードで地球に接近する「謎の彗星」に科学者が大興奮

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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    前コメ再掲。

    —-

    この彗星、8/30に見つかり、界隈では先週から「太陽系外から来た可能性が高い」と騒がれていたのですが、観測を重ね情報の確度が高くなったので公式発表したのでしょう。オウムアウアは飛び去る時に発見されたのであまり観測時間がありませんでしたが、この彗星は現在太陽に向けて飛来中。観測の時間が十分あるので多くの発見が期待できます。

    ちょうど明日配信のメルマガにこの話を書きました。字数が許すところまで転載します。

    ---

    「銀河は愛で溢れている」
    宇宙メルマガThe Voyage 9月号

    先週は大発見のニュースが相次いだ。

    9月11日、110光年先にあるK2-18 bという惑星の大気に、水蒸気が検出されたと発表された。

    もちろん、これをもってこの惑星がハビタブル(居住可能)だと決まったわけではない。生命や宇宙人がいる可能性を議論するのも早すぎる。地球の約8倍の質量があるそうで、地球よりもむしろ海王星に似たガス惑星なのではないか、という予想もある。

    それでもやはり想像が膨らんでしまう。そこに何があるのか、何かいるのか、と。

    9月9日あたりから騒がれ出したもう一つのニュースがある。8月30日に発見されたばかりのC/2019 Q4 (ボリソフ彗星 )の軌道を2週間弱にわたって追跡したところ、離心率がおよそ3もあった。離心率が1を超えていると、太陽の重力に縛られていない天体ということだ。つまり、この彗星は太陽系の外から来たことが濃厚なのである。2017年のオウムアムアに続く、二例目の恒星間天体だ。今年末に太陽に0.9天文単位まで接近した後、また太陽系外へ飛び去ってしまう。

    いったいどこから来たのだろう。遠い遠い、もしかしたら人類がまだ知らない恒星系で生まれ、巨大惑星に弾き飛ばされた後、何万年、もしかしたら何億年も深宇宙を孤独に漂い、偶然太陽の重力に捕らえられて、ほんの一瞬だけ我々に姿を見せ、そして去っていく。

    (中略)

    そんなニュースを聞くと、ふと考えてしまうことがある。

    なぜ僕は地球に生まれたのだろう、と。


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    忠北大学 天文宇宙科学科 教授

    太陽系に重力的にバウンドされていない小天体で、地球の近くを通り過ぎるのはオウムアムア以来(ただし観測で確認されているものに限る)。そのオウムアウアは太陽系外の知的文明によって作られた飛行物体であるという議論が専門家の間で科学的になされてしばらく世間を賑わしていた。今回のケースは、小惑星ではなく彗星と確認されているのでで、そういう心配?はなさそうだ。惑星か彗星かの違いは単純ではないが、見た目上の分類で言えば彗星はガスや塵を放射していて、小惑星は放射していない(または、そのように見える)ということで判断される。


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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    「太陽系に入って出ていくと二度と戻ってこない双曲線軌道を描いている」
    太陽の重力から脱出できない物体の軌道は「楕円軌道」.そこから速度が大きくなっていくと楕円の長軸が大きくなっていき,第2宇宙速度で長軸は無限になる.そのとき物体の軌道は「放物線軌道」を描く.さらに速度が大きくなると「双曲線軌道」となる.
    高校の物理の復習(いや,高校の教科書には出ていないかな).
    ちなみに,宇宙を飛行する物体の速度(速さと向き)を,地上からどのように計測するのか?調べてみてください.


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