人を虜にする、うどんの「食感」はどうやって生まれるのか
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うどんの食感と言えば、香川の「讃岐うどん」の独特なコシが有名ですが、ご当地うどんというのは日本各地に存在しており、食感も様々あります。
例えば愛知の「味噌煮込みうどん」は固い麺ですし、うどんで有名な福岡の「博多うどん」は柔らかな麺を使用しています。
実はこういった違いには土地土地の理由があり、それが中々面白いんですよね。
まず、「讃岐うどん」で有名な香川県。
実は香川をはじめとした四国では、うどんが「主食」として食べられる事が多かったため、食べ応えを重視した結果、あのようなコシのあるうどんが選ばれたと言います。
一方で、筑後平野などがあり、米の名産として知られる九州では、うどんよりもお米が主食であり、うどんは「おかず」や「汁物」として出されることが多かったため、スルスルと食べることができる柔らかいうどんが主流になっています。
また、味噌作りで有名な愛知では「味噌煮込みうどん」が食べられていますが、あれは味噌に合うように、うどんを作る際塩水ではなく真水を使っているので、あのような固いうどんになるらしいです。
食べ物ってその土地土地の文化が反映されるからおもしろいですよね。麺というと弾力があって噛みごたえのよいものが喜ばれますが、福岡県の牧のうどん(※下記リンク)のように、あえて水で締めずに、ふわふわの食感を残すテクニックもあります。
https://withnews.jp/article/f0140820005qq000000000000000W00n0801qq000010649A
本記事でも少し触れられていることですが、麺表面の状態も食感に大きく寄与します。
地域やお店による差があって面白いですよね。
この本はちょうどタイトル買いしたところでした(笑)今日読みます。伊勢うどん、、、
初めて食べたときは衝撃でした。やわくて、あまくて。
あれはお伊勢参りのために遠方から来た旅人を労るためにああなってると知ってから納得。