消費税10%をテコに客をおびき寄せる賢い戦略
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注目のコメント
2014年の増税のときに比べて、駆け込み購入を促す記事・報道が少ない気がします(あくまで個人の体感値ですが・・・)。
今回はキャッシュレス還元もありますし、上がった後にどうするかに焦点が当たっているなぁと。増税をうまくプロモーションに使うのが一番賢そうですね。
ところでダイナミックプライシングの話が出ていますが、個人的には繁忙期の稼働分散効果はあまり無いと思っています。人がテーマパークやコンサートに行きたいのは、そのタイミングでそこに行きたいからであって、多少高いからといってやめる人は少ないんじゃないかなぁと。
一方で、特に行く気はなかったけれど、閑散期でちょっと安いから行く、という動機は大いにあると思います。
なので事業者側から見たダイナミックプライシングのメリットは、
●閑散期の集客
●繁忙期の実質値上げ
であると私は理解しています。増税した後10%で買える方法と8%で買える方法の二通りをわずか2%の差額でどの程度消費者が動くのかとても興味深くこれはBtoC事業者としてはとてもよい販売戦術のサンプルになるのかな。と思っています。外食産業で持ち帰りの代表はファストフードでしょうから実金額の差額は数十円のはずです。
これがどう影響するのか?と。
事業者目線で言うとシステムの改修とただでさえ決済周りが乱立し始めたり、クーポンやポイント使用などありますのでオペレーションの教育などの負荷コストがさらに増えるので正直いってやめてほしいです。
国としては実際どうだったのか?という検証結果は出して欲しいと思います(データをいいように切り取ると思いますので、こう言う時こそシンクタンクの出番かなと)中小企業ではキャッシュレス還元5%を大々的に打ち出すように準備する事が多かったです。のぼりやタペストリーなど店前通行量が多いエリアでは兎にも角にもその認知アップに努める感じです。