【調査】30年のデータが示す「投資家がやってはいけないこと」
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注目のコメント
新たな情報が無いのみならず間違っているニューヨーク・タイムズコラム。
米国はそももそマクロファンダメンタルズが超長期で成長しているのでインデックスに勝てないが日本のようにマクロ経済も日経平均が超長期で低迷している国にはあてはまらないゆえ主張に普遍性が無い。
そもそも普通の個人はインデックスに張るなどということは物理的にできないわけで何らかの投信、ETFなど人工的な商品を買わざるをえない。
結局はバリュー投資という百年近く前の理論を推奨しているに過ぎないがバリュー投資の死、と言われる昨今それで儲けられているファンドは無い。
そもそもアクティブにゼロコンマ数秒単位で個別銘柄売買を繰り返している一握りのクオンツギガファンドが一人勝ちしている。
ということでファクトにてらしても論理的にも誤っている。この記事のように、アメリカでさんざん、パフォーマンスの悪さを指摘されているアクティブファンドですが、世界中の投資家から尊敬を集めるウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイもアクティブ・ファンドですし、アクティブ・ファンド=悪と考えるのは短絡的すぎると思います。
ただ、「今は絶対に買い時・売り時だ」「このファンドは他とは違う」と思い込み、結果、誤った選択をしてしまうのが人間で、しかもそれを繰り返す。そういう過ちを避けるには、インデックス・ファンドによる長期・積立・分散に徹している方が安全ということでしょう。
面白いのは、変額年金のパフォーマンスが高いということです。下落局面で売りたくなったり、積極的にリスクを取れるはずの若者こそリスクを取らなかったりなど、人間はどうしても合理的な選択をできないものです。そうした心理的な弱点を上手く回避するための仕組みが、欧米の確定拠出年金の制度などには組み込まれています。解約手数料が高い変額年金も、ある意味、同じような機能を持っているのかもしれません。投資には「謙虚さ」が必要だー筆者のJeff Sommer 氏は米NYT紙のマーケット・コラムニストとしての長年の経験から、そう明言します。つまり、教科書的な投資の基本である「長期・積立・分散」に立ち返ることです。その理由は本文をご覧下さい。
「年金2000万円不足問題」を発端に老後資金をどうするかが話題になっていますが、投資はいきなり自己流の方法で勝てるほど甘くはないようです。豊かな人生を送るためにどれくらいのお金が必要で、どうしたら手に入るかを一人一人が考えなければいけない時代になったのだなと痛感しました。