【厳選9本】カギは攻めと守り。投資信託の「選び方」を知っていますか
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ファンドアナリストという立場から、投資信託を選ぶ際のヒント、さらには積立と相性の良い具体的な投資信託の銘柄についてご紹介と解説をさせていただきました。
金額指定で購入が可能な投資信託は、定時定額積立との相性が良く、資産形成に適した金融商品として世界各国で活用されています。
今回は、足元の不安定な相場環境を鑑み、何かと誤解の多い「リスク」との向き合い方についても触れています。インデックス型ファンドで積立を始めたけど、思うように結果が出ずに不安に思っている方はぜひ読んでみてください。
資産形成は、ある程度自分本位で構いません。
「大きな価格変動があると気持ちが落ち着かない」ということであれば、低リスクの投資信託を取り入れても良いし、毎月の積立額を少し減らしても良い。周りに流されず、着実にコツコツと続けていくことが成功のポイントです。
※補足
債券のみに投資するファンドを選んでいないのは、コスト負けしている銘柄が圧倒的に多いためです。債券は、ご紹介している「守り」のバランス型などで間接的に保有することをおすすめします。コツコツ型積立投資は、基本的に幅広く世界の資産に投資する商品をシンプルに選ぶのが一般的ですが、それでもやたらとたくさん種類があります。実際に選ぶ時には、投資信託の「コスト」と「リターン」「リスク(標準偏差)」などが目安の一つになるので、その用語だけでも押さえておきたいところです。
今回は、「相場の乱高下にも慌てない」を一つのテーマに篠田さんに解説していただきました。積立投資は下げ相場でも気にせず続けるべきだと投資の教科書には買いてありますが、実際、株価が下がり続ける中で正気を保つのは難しいでしょう。働いて貯めた大切なお金です。資産を守りながら、同時に増やすにはどうしたらいいか。これが長期の資産形成をしていく上での大きなテーマになると思います。
今日は投信の基本的な部分、木曜日はサラリーマン投資家に聞いた、もうちょっと掘り下げた、少しマニアックな話をお届けします。投資信託を「長期・積立・分散」で、としながら、株が中心の投信ばかり、という点が気になりました(分散できているか)。
また、過去5年のパフォーマンスが出ていますが、過去5年は景気回復局面だけで、景気循環のサイクルを経ていませんので、その点も留意が必要です(長期で考えられているか)