英雄や夢物語でなく、誰もが失敗を冒し迷っているから共感できる！ビジネスパーソンにお薦めのオペラについて、ドニゼッティ音楽祭芸術監督に聞く
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注目のコメント
オペラは、最初の一曲なら迷わずヴェルディ作曲の「椿姫」がいいと思います。バランスがいろいろ良い。ここでは初心者向けに「ラ・ボエーム」があげられていますが、色々な人にオペラを進めてきてわかったのですが、実はプッチーニ作曲のオペラはメロディック過ぎて初心者は飽きちゃうケースが多い。ヴェルディ作曲のものの方が全体的にも良いです。
また、フランスのオペラもちょっとだけオシャレですがわかりやすい音楽も多くおススメです。掴みが最高でお話もわかりやすいグノー作曲の「ロメオとジュリエット」それにもちろんビゼー作曲の「カルメン」なんか全曲名曲の目白押しで良いですよー。
「魔笛」は有名ですがストーリーが難解です。同様にワーグナーのオペラも有名ですが時間が長過ぎるので最初には辛いのでは？
なおドニゼッティの音楽は言葉１つ１つへの作曲のこだわりにゾクゾクしますし、個人的には憧れもあいまって大好きですが、最初聴くには全く勧めません。音楽の繰り返しが多く、名手が歌わないと退屈なばかりなので、公演情報からプロダクションのクオリティを見切る力も大いに求められますしね！
