トランプ大統領:米国は日本と暫定的な貿易合意、関税巡り
コメント
注目のコメント
貿易交渉では何をもって勝ちとするのか負けとするのかの判断はとても難しいものです。どこに軸足を置くかで評価はまったく違ってしまう。安易な勝ち負け判断より、どこが有利でどこが不利なのかを客観的に記した記事が出るまでは「よくわからない」でいいんじゃないでしょうか。
中国との貿易問題について想像以上に困ったことになったから
日本とは早めに手打ちをしておこうと発表をしたような気がする
トランプのことだとこの発表があったからといって安心できないのも問題だけど。既にUSAにとって輸入の3割を占めるとも言われているUSAの車関税率を0にできなかった時点で、実質全ての関税撤廃の目安となる9割無関税のラインを満たしていなくGATT24条違反が指摘されている日米TAG。恐らく今のトランプ政権に何をいってもそこは直ることは無いのだろう。
本来ならトランプ政権が終わるまでのらりくらりとかわせば良いものを、茂木大臣が今この段階でまとめにかかってしまった。
せめて、トランプはもういないことが分かっている2025年以降に再交渉して直せるように、例えば10年毎などの見直し条項をちゃんと確保してあるのか、が気になるところ。
トランプは多分後継を指名できないので、トランプの次の政権でトランプ継承を事実上語る人はより極端に走ると想定でき、さすがに多数受けはしない。そうすると、2024年に行われる大統領選挙では、もう少しまともな人が当選すると思われる。
そのときにルール違反位は是正しましょう、ということが言えるかは、ここでそうした条項を確保しているかでほぼ決まる。
ここで下手に動かせないようにしていたとするなら、この協定を結ぶ禍根は大きい。