GMで12年ぶりストへ 労働交渉行き詰まり
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同じ仕事がこの先何十年続くと考えている組合員の方は少ないと思います。リストラ、賃下げ、福利厚生下げなど目先の労働条件悪化に反発するのはわかりますが、先々どのように食べていくのかの展望を労使ともに描き切れていないのでしょうね。
こうした動きはGMに限らず、米国の日本ブランドの生産工場でも起きる可能性はあります。米国市場の伸びが鈍る中、どのブランドも勝ち続けるわけにはいかないのですから。長期的にみれば、自動車業界は米国から海外へ生産移管されており、ストをすればするほど、丸ごと工場がなくなるリスクが高くなります。それでもなお、ストは労働者にとって最も強力なツールでありますので、現状の待遇の改善を求めるためのストは、(短期的かもしれませんが)重要だと思います。
ヘンに長期的な視点・関係性を重視し、賃上げ交渉をしなくなった労働組合が多い日本では、賃上げ自体がほぼ消滅してしまっています。GMは多額の公的資金をつぎ込んで救った経緯があるため、この動きを世論はどうとえるか。トランプ氏の発言はまだ何とも言えない感じ。介入するかどうか、世論というか共和党支持者の世論をみていると思います。