この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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インターネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、旅行予約サイト、ポータルサイト、電子書籍や各種デジタルコンテンツサイトなどを運営。FinTech事業では、楽天カードを中心に銀行、証券、電子マネーなどの金融関連サービスを手がける。楽天エコシステム(経済圏)のオープン化を推進。
業種
総合Eコマース
時価総額
1.86 兆円
業績
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サービス設計等の軸ではなく、哲学という観点は私にとっても新鮮で楽しかったです。
なにをどのように(WHAT、HOW)という考えだけでなく、なぜ(WHY)が大事だと思っています。
明日以降の連載も楽しみです。
......
2015年2月開始の月額制ファッションレンタルサービス「airCloset(エアークローゼット)」が大きく成長している。約300ブランド・10万点の中からプロのスタイリストによって、ユーザー別にコーディネートしてくれた洋服が自宅に届く。
ファッションレンタルサービスの中でも「普段着に特化」し、「選ぶのはプロのスタイリスト」という点が特徴だ。月額6800円(+税)から手軽に利用できることから、20代後半~40代を中心とする女性に注目されている。
ライフスタイルの中で「新しいファッションや自分との出会い体験」という価値を届けるサービスは、4年半で会員数は25万人を超えた。ファッション業界に新たな視野と可能性を見せるその事業モデルやサービスには、“ファッション業界新参者”ゆえの徹底した世界観の追求と、実行力があった。創業者の一人で社長兼CEOの天沼聰氏の哲学に迫る。(全7話)
文中にもありましたが、ファッションというリアルが大前提になるサービスだからこそ、在庫・物流に加えて一人一人違うサイズや嗜好、どのようにフィッティングさせるのか、規模が大きくなればなるなどスタイリストの数と質が必要ではと感じたからです。
テクノロジーの発達でサイズの特定や顧客とのコミュニケーションも潤滑にはなると思うのでまだまだ広がりそう。
店舗をたくさん巡るよりもこういったサービススタイリストとコミュニケーションできる方が、自分だけの視点で対話するよりも多くを、得られそうです。しかも、特定のブランドに縛られないのでスタイリストもより多くの可能性から選択できる。
考えると本当に良いサービスだな、と。
一つは物価の上昇ということもあるけれど、もう一つは根本的な価値観の変化なんだろうと。可処分所得が多いシングル・ミレニアル世代なんかは特に顕著ですが、所有にはお金はかけないけれど、経験にいはお金をつかうとか。家も車もないけれど、毎年一回イタリアに絶対オペラを楽しみにいくとか、ファッションはシェアブル調達だけど、高級エステの会員ですとか。
特に沿岸都市部はそんな感じに変化中。それ以外の土地はまたちょっと違ったりしまいますが、いずれにしても大量消費時代は過去になりつつあるのかなぁ、、、という予感がしています。