MGC男子 中村匠吾が優勝!2位服部と五輪切符獲得 終盤スパート、3位に大迫
スポニチ Sponichi Annex
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実力者3人の鍔迫り合いで面白いレースだった。国内で日本記録出すのは相当に困難だから3位の大迫もほぼ内定だろう。東京五輪ではマラソン12戦11勝で世界記録も持っているエリウド・キプチョゲという人類最強ランナーがガチガチ大本命だけど、日本選手どこまで迫れるか
かつての不透明だった選考過程と違って、一発勝負のフェアな闘い。
男女とも2位争いは一流アスリートとはいえ、五輪の一枠を巡って、ランニングフォームもへったくれもない気持ちだけで前へ進もうともがく文字通りの「死闘」を展開。今までのどんなマラソンより見ていておもしろかったです。
そして、同じマラソン競技でも夏のマラソンと冬のマラソンではまったく種目が違うといっても過言でないくらい別物だということも改めて感じました。
記録だけ見れば男子は大迫、設楽の2選手ですが、男女とも今日の上位2名(たぶん3位も)がオリンピック、夏の過酷なレースで勝てる選手だと思います。
こんな厳しい一発勝負のレースでリスクを取って大胆なレース展開をつくった設楽選手には心情的に勝たせてあげたかったけど、さすがに今日の暑さを考えると結果的には無謀だったんでしょうかね。残念。本当に過酷な凄いレースだった、このコースは辛い!
あの中で坂からスパートを繰り返し最後までもたせた中村選手のメンタルは尋常じゃない。大迫選手に勝って欲しかったけれど、本当に僅差だった。
設楽選手は、残念だけれど、緊張の中であそこまで突っ込めるあの勇気は賞賛に値すると思う。
お疲れ様でした!