【小林清剛】起業家は「自分だけが信じる何か」をつくろう Vol.3
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注目のコメント
「周りがネガティブな意見を言う人が多いと、自分の考え方もネガティブになりがち」「スタートアップにとって、普段一緒にいる友人同士のコミュニティが持つカルチャーの存在も大きいのではないでしょうか。そのコミュニティの共通する物の見方や考え方が、自然と自分にも影響を及ぼしている気がします」という指摘、本当にその通りだと思います。
実際、日本のスタートアップ経営者を見ていると、特定のサークルやゼミなど、比較的狭いコミュニティから出現しているケースが少なくありません。
逆に何かにトライしようとしてもすぐに否定されるようなネガティブなコミュニティに身を置いていると、だんだん気力も意欲も衰えていくのでしょう。
人の可能性なんてものは、身を置く環境次第で如何様にでも変わり得るもの。
個人にとっては、いかにしてそうしたコミュニティから抜け出すか、また社会全体の視点からは、いかにして成功体験を共有する小さなコミュニティを創出するかが重要なのだと思います。日米のお兄さんシリーズ(Kiyo Kobayashi & Yusuke Asakura)の最終回が記事化されたようです。「MVPをつくるために一番重要なことは?」「自分が必要としているプロダクトをつくろう」「否定的なコメントから自分のアイディアを守る」「コミュニティが持つカルチャーの重要性」などなど、今回も学びの多い回です。
MVP(Minimum Viable Product)の考え方の学び。スタートアップだけでなく、企業の中でのツール開発などにもとても良く当てはまる。使ってないのに、こんな機能あったら良いとか、これでは使えないとか、人によって意見はバラバラで、結果様々な機能があるのに使われない、勿体無いものになってしまうことが多い。
まずツールを作る自分自身が必要としているものであったり、本当に深く利用している人の意見を聞くと、芯をくった意見が出てきたりと。不特定多数の事を考えて作るより、深く使ってくれると考えられる具体的なイメージがつく人に向けて構築した方が、その後広く活用されるものになると切に思う。