【佐久間洋司】科学で人類の意識をアップデートする
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連載「シゴテツ -仕事の哲人-」、今回はバーチャル認知科学者の佐久間洋司氏。
大阪大学4年生の佐久間氏は、AIやVRのテクノロジーによって人の意識に働きかけるシステムの研究開発に取り組んでいます。大学2年のとき、AIのメッカであるカナダのトロント大学へ1年間留学し、深層学習や機械学習を学びました。
研究開発の傍ら、予算を獲得するために奔走。パナソニックや孫正義育英財団から支援を受けています。今年夏からは大阪市や関西財界の後援を受けたサロンの代表を務め、2030年の日本をつくるリーダーを大阪から生み出すことを目指している。
この23歳の若者は、多くの知識人・財界人を巻き込み、人の意識に働きかけて、どのような未来をつくろうとしているのか? 自身の哲学とビジョンを語ります。(全7話)佐久間さんワールドが全開の記事。必見ですね。
内省は成長要素として非常に効果的ですが、これをテクノロジーを活用してドッペルゲンガーと出会う、メタ認知の獲得、などにつながるかもという視点も非常に面白い。「入れ替わり体験」はイノベーターにとって重要だ。
「課題に直面している人だったら、私はどう感じるだろう。どう考えるだろう。どうするだろう」
その思考を、客観視できる人がやるからこそ「当たり前」を打破し、イノベーションがうまれる。
自己から自己への共感もまた、イノベーターにとっては重要だ。それが他者と共鳴をうむミッションやビジョンの確率につながる。原体験なんかと向き合ってもそれはうまれない。大事なのはそこから連なる「今」と向き合うことだ。
そう考えるとイノベーションにとって、VRというのはそれを加速させるための「シンギュラリティ」そのものである可能性は非常に高い。
イノベーターは、すべからくVRを通じて、他者に自己により共感する体験をするべきだ。