ネットフリックスの日本300万契約の影響力は黒船と呼ぶべきものなのか
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ネットフリックスの全裸監督で、ピエール瀧がとても大事な役柄だったのがとても印象に残ったので、モヤモヤと感じてた話をヤフー個人に寄稿してみました。
結論のない無駄に長文記事ですが、ご笑覧ください。
個人的に最近ネットフリックスばかり見てるのがかなり影響してる気はしますが。
ネットフリックスが、最近の芸能界やテレビ局の常識と、視聴者の期待のギャップの間にうまくハマる可能性は高くなってきてるんじゃないかなと思ったりしてる今日この頃です。Netflixの契約者数を基準に上位の国を見ると、アメリカ、ノルウェー、カナダ、デンマーク、スウェーデンからイギリス、ドイツなどアメリカ大陸とヨーロッパ中心に盛り上がっているのです。アジアだと日本と韓国が少しずつ伸びていますが、それでもまだ弱いのかなと思います。コンテンツ自体も西洋中心のものが多いですし。
Netflixが「コンテンツ」で世界を支配したいと本気で思うなら、コンテンツのローカライズにも力を入れた方がいいと思います。(今回の「全裸監督」が良い事例になったのではないでしょうか。) とにかくコンテンツの強者であるディズニーが今年の11月から「Disney Plus」という新しい動画配信サービスを開始するので、Netflixのこれからの戦略に興味津々です。日本の有料映像サービスの市場規模はアメリカと比べて小さく、徳力さんも書いているようにスカパー、wowow 合わせて約600万世帯。それぞれ300万世帯ですからまず300-500万というのは想像できました。実際dTVもレ点営業と批判されながらも500万までは早かった。問題はここからです。Jリーグというキラーコンテンツを失ってもなんとか加入者を維持しているスカパーも凄いですが市場拡大はほとんど外資である、Amazon、DAZN 、Netflixなどに取られて日本勢は苦労していますね。