世界はなぜ「豊かな国」と「貧しい国」に分かれたのか?(川北 稔)
現代新書 | 講談社
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注目のコメント
中世までと異なり、世界帝国ではなく様々な(国民)国家が分立したからこそ成立した「近代世界システム」。今まで不勉強で知りませんでしたが、面白い考え方。
FAAMGの伸長で国民国家がゆっくりと溶けていく
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16世紀来の「近代世界システム」も死滅
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(近代世界システムが無くなると)
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■ヘゲモニー国家自体が存在し得ない。従って、アメリカ→中国(or それ以外の国)へヘゲモニー国家が推移することもない
■「近代世界システム」必定だった、中心国家(先進国)とそれ以外(途上国)の広がり続けた格差も縮む
…という感じでしょうか。果たして今後、どうなるか?