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「世界で40秒に1人が自殺」 年間80万人近く WHO報告

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    自殺をする方の80%は何らかの不調を訴えて、亡くなる前一年以内にプライマリケアのクリニックを受診しているという統計があります。

    自殺を考えている方は、自殺前にそれほど大きな警告のサインを出しているのです。このクリニックもまた、自殺を未然に防ぐセーフティーネットになりうるはずですが、多くは風邪薬や漢方薬などを処方されて、何も対処されずに見過ごされていることと思います。

    これは、1人の医師としてとてもやるせない事実で、我々医療機関も自殺を防止する役割をもっと果たせれば、と思います。


  • creative boutique をかし クリエーティブ•ディレクター、サッカーライター

    最近海外でも自殺をする人が増加しています。イギリスやアメリカで激増していることが去年話題になっていました。ソーシャルポストがもたらすbullying(いじめ)、positiveなポストをみて落ち込んで鬱になるなど理由が現代的なことにため息をついてしまいました。

    日本にいた頃自殺対策に取り組むNPO「ライフリンク」の活動のお手伝いをしたことがあります。代表は元NHKディレクターの清水康之さん。https://twitter.com/yasushimizu
    当時は年間3万6千人もの人が命を絶っていました。一日100人、あるいは東京マラソンで走る人と同数がいなくなってしまったと書いたらイメージしやすいでしょうか。調べたところ、睡眠が足りなくて鬱状態になると自殺を企てやすいというデータが。内閣府や東京都の自殺防止キャンペーンの一角に参加した際「お父さん、眠れてる?」といったフレーズでの広告、とにかく話に耳を傾ける仕組みの設計をしました。最近ではLINEを使った匿名チャットに進化しているようです。自殺する人も3万人以下になったと聞いています。

    自殺は、人間の基本欲(食べる、排泄する、眠るなど)が滞ると体調不全になりそれがマインドにも影響して引き起こされるもの。人間の健康を考えるWHOが本腰を入れてメッセージしてくれることを望みます。


  • (株)STK GLOBAL取締役 弁護士・税理士

    >自殺の大半は世界人口の大半が住む低・中所得国で起こっているが、自殺率はより裕福な国の方が高いとしている。

    これ自体は,そういった傾向があるというレベルでは事実なのですが,一方で,そもそも自殺率を他国と比較することはほぼ無意味ともいえる,という点にも留意する必要があります。

    たとえば,直近の統計でも日本の自殺率はイタリアの3倍近くあるのですが,これは,イタリアの自殺対策が優秀であるから,ではありません。
    「(直接的)自殺は大罪である」というカトリックの伝統的な考え方が今も根強いことが大きな理由であるとされています。
    イスラム教国においても自殺率が概ね低い傾向が見られますが,これも,ドグマ(教義)が関係している部分が大きいと思われます。

    要するに,自殺率は,国ごとの,広い意味での「風土の違い」によって大きく左右されるものであるため,有効な対策はもちろん見習うべきですが,数字自体を他国と比較することにそれほどの意味も実益もないのです。

    開発途上国よりも先進国の方が自殺率が高い傾向にあるというのも,「ドグマの影響が今も色濃く残っているか,そうでもないか」という観点から説明できる部分も多く,自殺率の比較だけで,裕福になるとかえって人は不幸になるのではないかとの結論を出すのはやや早計だと感じます。
    (とはいえ,食うに困らなくなっているのに自殺をする方が今も後を絶たないという現実を重く受け止める必要はあります)

    日本の場合,自殺率はピーク時の20年前に比べれば3分の2程度に減少していて低下傾向にあり,また,自殺を禁忌とするドグマが社会的に存在しているわけではありませんから,他国に比べて深刻だとは必ずしもいえません。

    ただそうは言っても,まだまだ日本にも,「自殺の原因から取り除けるもの」は沢山あると思います。

    仕事柄,心身がしんどい状態に置かれている方や経済的に困窮している方に接する機会は多いのですが,こうした記事に接すると,自殺が最善の(又は,最もマシな)選択肢だと思われないように努めていかなければと感じます。


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